ティーディクショナリー
クイーン・アン
食通で紅茶の商品名になるほどのイギリス女王。当時のコーヒーハウスでは、茶が人気を得つつあったが、まだ王室好みの飲み物であった。アン自身はウインザー城に茶室をしつらえ、日ごと夜ごとに茶を嗜んだ。紅茶だけでなく、茶器や家具にも並々ならぬ情熱を注ぎ「クイーン・アンスタイル」と呼ばれるその当時のデザインは現在にも受け継がれている。
クエン酸
柑橘系の果物や酢、ハイビスカスなどに含まれる酸味成分。疲労物質である乳酸を燃焼させる働きがある為、疲労回復効果がある。ビタミンCやカテキン、紅茶ポリフェノールの抗酸化作用で相乗効果。
クオリティー・シーズン
日照量と気温に恵まれ、一年で最も香気成分が充実した良質な茶葉を収穫できる時期。一般的には、乾燥の状態が長く続きその乾期の終わり頃をいう。スリランカ紅茶では頻繁に使用される用語。
クリームダウン
紅茶の温度が下がるにつれて白濁してくる現象のこと。渋みの強い紅茶によくみられる。原因はカフェインとタンニンの結合だとされている。
クローナル種
茶樹の品質を改良し、良質な紅茶を増やす為に優良品種から挿し木をして作られたもの。
グルタミン酸
たんぱく質を構成するアミノ酸の一種。お茶の旨味の主成分。
グレード
≒等級